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歴史

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-1450 およそ

時計産業の歴史

初期の日時計: 紀元前1450年、エジプト

昼と夜を繰り返す自然のリズムに人間が気づくと、世界各地の文明で時を計る方法が模索され始めました。こうして暦が誕生し、次いで時を計る装置が誕生します。


1284 〜 1292

芸術と文化

中国で皇帝に献上する陶磁器、繊維、金属細工を製作するために、約40万人の人夫が投入される。

中央アメリカで、カラフルな幾何学的文様を用いたミシュテカ様式が発達。


時計産業の歴史

錘、歯車、調速機を用いたクロックが登場。文字盤はまだ無く、共同生活における区切りの時間を鐘で知らせる機構を備えていました。

1291年、イエメンのアスリッド王子が見事なアストロラーベ(天体儀)を製作。


世界史

モンゴル帝国が中央アジアに進出し、ロシアの大草原地帯に定住。
1291年
 聖地パレスチナにて十字軍の遠征が終了。


スイス史

1291年 ウーリ、シュヴィーツ、ウンターヴァルデンの森林3州が「永久同盟」を結ぶ。これがスイスの原型となります。


1303

世界史

1302年 フランスで端麗王フィリップ4世が3つの身分の代表を集めて三部会を創設。


スイス史

ジュネーブのブール・ド・フール広場で開かれていた交易市が盛んになり、ジュネーブの名声がヨーロッパ中に知れ渡りました。


芸術と文化

ジョット(1266-1337)がパドゥアにあるスクロヴェーニ礼拝堂のフレスコ画製作に着手、1305年に完成しました。彼の作品では人物、風景、空間などはその大きさの比を考慮した自然なサイズで描かれており、これは当時画期的なものでした。

インドのデリーに第2都市シリが建設される。


1364

時計産業の歴史

パドゥアのジョンヴァンニ・ド・ドンディが天文時計を製作。当時の技術で何故この様なものを作る事が出来たのか謎とされています。オリジナルは消失していますが、彼の残した詳細な資料を元にレプリカが製作されました。


世界史

フランスの善良王ジャン2世がロンドンで死去。彼は敗戦によって虜囚となっており、イングランドのエドワード3世と和平について交渉していました。両国の対立はその後も100年続きます。

明王朝の初代皇帝が即位。


芸術と文化

ミステク族が美しく繊細な金細工の品々を製作。その名声は中央アメリカ全体に行き渡りました。


1410 およそ

時計産業の歴史

ゼンマイの登場。フュジー(鎖引き装置)と組み合わせる事によって、持ち運び出来るサイズのクロックが製作可能になりました。部品も小さくなり、携帯時計製作への道が開かれたのです。


世界史

1398年 ティムール(タマーレン)が北インド一帯を征服。

1415年 ボヘミアの宗教改革者ヤン・フスとプラハのイェロニームが火刑に処される。聖職者たちが教義に反して資産の蓄財を行なっている事を非難したためでした。


スイス史

1410年から1450年にかけて、ジュネーブの金細工師がエナメルを用いたジュエリーを製作。


芸術と文化

イタリアでルネサンス(クアトロチェント)が起き、新しい芸術スタイルが登場します。古典を取り入れると共に、遠近法が誕生しました。

ロシアのイコン画家アンドレイ・ルブリョフ(1360/70-1430頃)が活躍。

中国の装飾芸術が絶頂期を迎える。

紫禁城の建設が始まる。


1434

世界史

1431年 ジャンヌ・ダルクが火刑に処される。

1434年 グーテンベルクが活版印刷を発明。


芸術と文化

1432年 ヤン・ヴァン・エイクが初期フランドル派の最高傑作「ヘントの祭壇画」を完成。

3度目となるテノチティトラン神殿の拡張が行なわれる(メキシコ)。


1453

世界史

アステカ王国が絶頂期を迎える。

オスマン帝国のメフメト2世によってコンスタンチノープル陥落。


芸術と文化

石庭で有名な京都の龍安寺が建設される。

ボッティチェリ(1445-1510


1492 およそ

時計産業の歴史

イタリア、ドイツ、フランスで機械式の携帯時計が登場。その基本原理はクォーツ時計が誕生する1970年代までの5世紀の間ほとんど変わっていません。


世界史

クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見。


芸術と文化

沈周(1427-1509)と文徴明(1470-1559)の作品が中国全土で名声を得る。

レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519

イタリア人の建築家達がクレムリン宮殿を改築。


1508

世界史

1510年 ポルトガル人航海士アルフォンソ・デ・アルブケルケが、ボンベイから400km南にあるゴアを占領。

ゴアは植民地としてポルトガルの東インド征服の拠点となります。1961年12月12日、ネール首相の下でインドに返還されました。


芸術と文化

ミケランジェロ(1475-1564)がシスティナ礼拝堂の天井画製作に着手。

南アメリカから輸入された金や銀を使った工芸品が発達。

チェリーニやカラドッソら金細工師は、ラファエロ、ロマン、デューラーによるデザインを元に作品を製作しました。


1517

時計産業の歴史

時計の小型化が進み、簡単に携帯できるサイズにまでなりました。

1518年、フランソワ1世は時計が仕込まれた短剣の購入に大金を支払いました。


世界史

北アメリカで毛皮の取引が発達し、主要な産業になりました。

ポルトガル船が西欧諸国で初めて中国に到達。

オスマン帝国がシリアとエジプトを征服。

マルティン・ルターが贖宥状(しょくゆうじょう)の売買を批判する「95ヶ条の論題」を発表。ここから宗教改革が始まります。


スイス史

1515年 ミラノの近くで起きたマリニャーノの戦いで、スイス軍2万人がフランス軍3万人に敗れました。フランソワ1世は寛大にもスイスと「永久平和」を締結し、オッソラを除くアルプス南部のスイス領土を容認します。その見返りとして、フランスはヨーロッパで初めてスイス傭兵を独占する事が出来たのです。

ジュネーブが司教区から都市国家となりました。


1536

世界史

ヘンリー8世が妻アン・ブーリンを斬首刑に処す。


スイス史

フリブールとヴァレーのカトリック2州の支援を受けてベルンがヴォー地方を支配下に置きます。そしてヴォー地方では宗教改革が実施されました。

ジュネーブがカルヴァン派の中心となり、後にはプロテスタントの拠点となります。


1543

時計産業の歴史

コペルニクス(1473-1543)が著書「天球の回転について」の中で、太陽系の中心は地球ではなく太陽である、と発表。


世界史

ポルトガルの航海士が日本に到着。

1547年 ロシアのイワン雷帝が戴冠。


スイス史

1541年 カルヴァンがジュネーブに定住。その後ジュネーブは、プロテンスタントの拠点であり避難所であったルターの町ウィッテンベルクに取って代わる存在になります。

このジュネーブの宗教改革者はあらゆる面で保守的な考えの持ち主で、地球が宇宙の中心である、女性は男性の一部であり所有物である、イヴはアダムの肋骨から誕生した、と言った事を信じていました。


1554

時計産業の歴史

フランス人トマス・バイヤールがジュネーブで初の「オロロジエ(時計師)」となりました。それに続いた中に、16世紀の終わりにはマルタン・デュブールの名が残っています。


世界史

アラビア半島一帯がコーヒーの取引で繁栄。

軍医だったアンブロワーズ・パレが、切開術に先駆けて血管結紮術を考案。


スイス史

ジュネーブがフランスとイタリアのプロテスタント達の亡命先となる。

現存する資料(徒弟契約書)によると、この頃のジュネーブには時計師が存在していました。そのほとんどがフランス人で、宗教上の理由から亡命してきた人達でした。


芸術と文化

ベルナール・パリッシー(1510-1589)が釉陶技法を完成し、フォンテーヌブロー派独特のスタイルをもたらしました。


1556

時計産業の歴史

ジュネーブの金細工師たちが、ジュエリーや偶像崇拝の対象となる作品の製作を禁じられる。その後彼らは、代わって時計ケースの製作に専念するようになります。


世界史

1558年 エリザベス1世がイングランド王に即位。彼女は小さな突起が指を引掻いて時間を知らせるアラーム付きのリング・ウォッチを所有していたと伝えられています。


芸術と文化

ロンサールやデュ・ベレーなどの詩人たちによってプレイヤード派が起こる。


1572

世界史

初の宗教裁判が行なわれる。

サン・バルテルミの虐殺が起きる。


スイス史

宗教的迫害を受けたプロテスタント達が大量にジュネーブへと流れ込む。


芸術と文化

1564年 シェークスピア誕生。


1582

時計産業の歴史

イエズス会宣教師マテオ・リッチ(1522-1610)がマカオに到着。明朝宮廷に時計を献上しました。


世界史

10月15日、ローマ教皇グレゴリウス13世がそれまでのユリウス暦を改良したグレゴリオ暦を制定。ユリウス暦では実際の季節よりも10日遅れていました。


芸術と文化

1580年 モンテーニュが「随想録」を発表。

インドで細密画が発達。


1601

時計産業の歴史

ジュネーブで時計師の組合が作られる。その取り決めでは、最低5年の修行の末、親方になるには「首からぶら下げるアラーム付きの小型時計と角型の置き時計」の製作が昇格試験として課せられていました。


世界史

1600年 アンリ4世が2番目の妻マリー・ド・メディシスと結婚。彼女はトスカーナ大公フランチェスコ1世とオーストリア大公の娘ジョヴァンナ・ダズブルゴとの間に生まれました。結婚時には600,000エキュを持参金とし、フランスとイタリアの結び付きを強めるための政略結婚でした。


スイス史

1600年 ジョルダーノ・ブルーノはジュネーブに滞在した後、異端者としてローマで火刑に処されました。彼は太陽が1つの星に過ぎない事、宇宙が無限である事、また生命が存在するのは地球だけに限らない事を説いていました。

1602年 ジュネーブがサヴォワ公の「エスカラード(梯子作戦)」と呼ばれる奇襲攻撃を撃退。


芸術と文化

バロック様式の登場。

ヨーロッパ大陸巡遊旅行が再び盛んになる。芸術家たちは学業のためにヨーロッパ各地、中でもイタリアを旅して歩きました。

ジュエリー(エナメル細工)を身に付ける事が浸透し、金細工が発達。

1603年 歌舞伎の登場。

1605年 セルバンテスが「ドン・キホーテ」前編を発表、大成功を収める。


1630 およそ

時計産業の歴史

フランス人のエナメル作家ピエール・ユオー(1612-1680)がジュネーブの居住権を取得。

フランス人ジャン・トゥータンがペインティング・エナメルの技法を開発(1632年)。時計のケースや文字盤に用いられる様になります。


世界史

1633年ガリレオ・ガリレイがプトレマイオスの天動説を否定したかどで裁判にかけられる。彼は自説を撤回する事を強要されました。

1636年 日本が鎖国を始める。

1639年 日本で全ての外国人が追放され、キリスト教が禁止される。


芸術と文化

1624年 ヴェルサイユ宮殿の建設が始まる。

1632年 インドのアグラでタージ・マハルの建設が始まる。ヨハネス・フェルメール誕生。

1636年 マサチューセッツ州ケンブリッジにハーバード大学が発足。


1650 およそ

時計産業の歴史

哲学者であり数学者でもあったブレーズ・パスカルは、自分の時計を腕に着けていたと言われています。


世界史

1644年 明王朝最後の崇禎帝が北京の紫禁城で自殺。代わって清王朝が誕生し、1911年まで中国を支配します。

1651年 クロムウェルが航海条例を制定。


スイス史

1648年 ウェストファリア条約によって三十年戦争が終結。バーゼル、シャフハウゼン、アッペンツェル、ザンクト・ガレンが神聖ローマ帝国の支配から離脱し、スイスが独立国として認められました。

1652年 ミシェ・ショードロンがジュネーブで火刑に処された最後の魔女となる。


芸術と文化

レンブラントが1642年に代表作「夜警」を発表。彼の名声は最高潮に達しました。

ルイ14世(1638-1715)の芸術振興がヨーロッパ中に広がる。

ロシア正教会のニコン総教主が、5つのドームを設けるなどの教会の新しい建設様式を定める。


1656 〜 1657

時計産業の歴史

ガリレオ・ガリレイの研究を応用して クリスチャン・ホイヘンスが振り子時計を製作。時計の精度を格段に向上させました。


世界史

1658年 アウラングゼーブがムガル帝国の皇帝に即位。


スイス史

ベルンとチューリッヒがカトリック5州に敗れる。


芸術と文化

1656年 スピノザがアムステルダムのユダヤ人共同体から破門される。


1675

時計産業の歴史

クリスチャン・ホイヘンスがテンプのヒゲゼンマイを発明。携帯時計の精度が飛躍的に向上しました。

イギリスの時計師エドワード・バーロー(またはブース)、ダニエル・クエア、 トマス・トンピオンらがクォーター-リピーター機構を開発。


世界史

1666年 ロンドンの大火が発生。

1675年 グリニッジ天文台が設立される。


芸術と文化

1672年 アイザック・ニュートンが光学に関する理論をロンドンの王立学会で発表。プリズムを使った分光実験を行いました。

1673年 モリエールが喜劇「病は気から」の4度目の公演中にステージ上で死去。

1675年 ライプニッツが微積分法を発明。ニュートンも同時にこれを発明していました。


1685

時計産業の歴史

ルイ14世がナントの勅令を廃止。フランスのユグノー(プロテスタント)の中には多くの時計師がいて、彼らはイギリスやスイス(ジュネーブ)に亡命しました。その亡命先がヨーロッパでの時計の主要産地となっていったのです。


スイス史

プロテスタントの亡命者がスイスに大量に流れ込む(2回目)。


芸術と文化

中国で高級な陶磁器の製作が再び盛んになる。

1687年 アイザック・ニュートンが代表作「自然哲学の数学的諸原理(プリンキピア)」を発表。その中で彼は時間の原理、力学、運動法則、万有引力の法則などについて述べています。

松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出る。


1695

時計産業の歴史

イギリスでハーフクォーターリピーターが登場。


芸術と文化

1694年 アカデミー・フランセーズがアカデミー辞書の初版を出版。


1704

時計産業の歴史

ジュネーブの天文学者であり光学技師であったニコラ・ファシオ・ド・デュイリエ(1664-1752)が1700年頃に発明した宝石の穴開け技術を用いて、フランス人時計師ドゥ・ボーフレが初めて時計の軸受けに石を用いました。ドゥ・ボーフレはイギリスに渡ってこの発明を広めたため、イギリス時計は18世紀になるまで他のヨーロッパ諸国に比べて圧倒的優位に立つ事になります。


世界史

1702年 赤穂四十七士による吉良邸討ち入り。

1703年 ピョートル大帝がフィンランド湾の湿地帯に都市サンクトペテルブルグを建設。


スイス史

スイスの経済は、時計とその関連産業が主役となって徐々に発展していきます。

時計の製作は、小さなアトリエで親方が中心となって行なわれていました。その様なアトリエは「ファブリーク」と呼ばれ、ジュネーブのサン・ジェルベ地区に集中していました。アトリエは自然光を取り入れやすい様に建物の最上階にある「キャビネ(小部屋)」に置かれ、そこで働く人々は「キャビノチェ」と呼ばれました。「ファブリーク」で働く人々は2種類に分けられ、1つは「メートル・オルロジェ」と呼ばれる時計親方、そしてもう1つは部品を購入して組立てを行なう「メートル・マルシャン」または「エタブリッスール」と呼ばれる人たちです。


芸術と文化

1703年 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)が司祭に任命される。またピエタ養育院のヴァイオリン教師に就任。


1710

時計産業の歴史

サミュエル・ワトソンが5ミニッツリピーター を発明。


世界史

ルイ15世誕生。


スイス史

1712年 ジュネーブでジャン-ジャック・ルソー誕生。


1714

時計産業の歴史

イギリス議会が経度法を制定し、海上で経度を確定する方法を発見した者に2万ポンド(今日の5百万ドルに相当)という法外な懸賞金を懸けました。その条件として、6週間に渡る航海の後に誤差0.5度以下で 経度を算出するという途方も無い精度が要求されました。


世界史

ジョージ1世がイギリス王に即位。

1715年 72年間に渡ってフランス国王の座にあった絶対君主ルイ14世が、77歳の誕生日を迎える4日前にヴェルサイユ宮殿で死去。


芸術と文化

イエズス会宣教師ジュゼッペ・カスティリオーネ(1688 - 1766)が、中国名「郎世寧」として宮廷での芸術活動に取り組み、西洋絵画の技法を中国に伝えました。


1720 およそ

時計産業の歴史

ジョージ・グラハムが1/4秒を表示出来る振り子装置を開発。理論的には1/16秒まで表示可能なものでした。


世界史

マルセイユでペストが大流行。

清朝がチベットを制圧。清朝に好意的なダライラマ7世を即位させました。


芸術と文化

バッハが「平均律クラヴィーア曲集」を作曲。


1721 〜 1722

時計産業の歴史

イギリス時計に対抗してジュネーブが台頭し始めます。その後は18世紀末までにジュラ地方ヌーシャテルの時計師達がジュネーブを追い越す事になります。


世界史

ピョートル大帝がロシア皇帝に即位。

イースター島が発見される。


スイス史

1723年 ダヴェル少佐がヴォー地方の独立を試みましたが、斬首刑に処されました。


芸術と文化

1723年 バッハが「ヨハネ受難曲」を作曲。


1727

時計産業の歴史

フェルディナン・ベルトーがスイスのヌーシャテル州クヴェにあるプランスモン村で生まれる。その後彼はパリに渡り(パリで1807年死去)、当時随一のマリンクロノメーター 製作者の1人としてその名を馳せました。


世界史

ジョージ2世がイギリス王に即位。

1731年 イギリス人数学者ジョン・ハドリーが八分儀を発明。航海に欠かす事の出来ない機器として普及しました。


芸術と文化

ヨーロッパでシノワズリ(中国趣味の様式)が大流行。


1741

時計産業の歴史

アントワーヌ・チウー(兄)が著作の中でミニッツリピーターの仕組みについて言及。ミニッツリピーターを実際に作ったのはトマス・マッジ. が最初と言われています。


世界史

スウェーデンのウプサラで、物理学者で天文学者だったアンデルス・セルシウスが1/100目盛りの温度計を発明。

エリザヴェータがロシア皇帝に即位。


スイス史

この頃、ジュラ地方ヌーシャテル州のル・ロックルには41人の時計師、14人の金ケース職人、5人のエナメル職人、6人のバネ職人、1人の鎖職人、9人のエングレーバー、600人のレース工がいました。


芸術と文化

1730 - 45年 ロココ様式がヨーロッパ中に浸透。

1739年 ヒュームが「人間本性論」を発表。

1741年 ヘンデルが「メサイア」を作曲。


1747

時計産業の歴史

スイス人時計師アブラアム-ルイ・ブレゲがヌーシャテルで生まれる(1823年パリにて死去)。彼が発明したものには、トゥールビヨン、パラシュート耐震装置、衝撃面を分割した レバー脱進機、平ヒゲゼンマイの末端にカーブをつけた 巻上げヒゲゼンマイ、温度補正装置などがあります。


芸術と文化

ヘルクラネウム(1738年より発掘開始)とポンペイ(1748年)の遺跡発掘に影響を受けて新古典主義が起こる。

1748年 モンテスキューが「法の精神」を発表。


1750 およそ

時計産業の歴史

ギヨーシェ彫り の機械が初めて作られる。


世界史

ディドロとダランベールが「百科全書」を出版。スイス版も出版されました。


芸術と文化

1749年 博物学者で科学者だったビュフォンが、地球の理論について述べた「一般と個別の博物誌」第1巻を出版。その中で彼は地球の年齢を7万5千年と算出しています(今日では46億年と言われています)。


1755

時計産業の歴史

パリの時計師カロンがポンパドゥール夫人のために ベゼルで巻上げ、鍵で針合わせを行なうリングウォッチを製作。


世界史

リスボン地震が発生。

フランスとイギリスが北アメリカの殖民地問題で衝突。


スイス史

ヴォルテールがジュネーブ近郊に居を構える。


芸術と文化

1754年 ルソーが「人間不平等起源論」を発表。

1755年 哲学者イマヌエル・カントが論文の中で、星雲は何百万もの星から形成されており、また太陽系はガスやダストから形成されたものであると唱えました。 ミハイル・ロモノーソフがロシア語で初となる文法書を出版。


1757

時計産業の歴史

イギリス人時計師 トマス・マッジが レバー脱進機を発明。これはデテント脱進機と共に自由型脱進機と呼ばれ、従来の「退却(リコイル)型」、「静止(デッドビート)型」に続く第3のカテゴリーとして非常に重要な発明です。

マッジは他にも均時差表示、永久カレンダー、ミニッツリピーターの機構なども考案しています。


世界史

インドのベンガル地方で起きたプラッシーの戦いでフランスがイギリスに敗れ、イギリスは領土を拡大しました。


スイス史

1758年 アルブレヒト(ヴィクトル)・フォン・ハラー博士が鶏の胎生学について発表。


芸術と文化

ベルリンに科学芸術アカデミー創設。


1760

時計産業の歴史

チューリッヒに初のスイス時計店ベイヤーがオープン。


世界史

ヴォルテールがフェルネーに時計のアトリエを開設。

1762年 エカテリーナ2世がロシア皇帝に即位。


スイス史

ジュネーブでは住民2万人の内、時計親方が600人に達しました。


芸術と文化

1762年 ルソーが「社会契約論」と「エミール」を発表。

グルックがオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」を作曲。


1766

時計産業の歴史

経度測定に懸賞金が掛けられてから52年、イギリス議会がジョン・ハリソン のマリンクロノメーター「H4」を5年間の検定の末にようやく認定し、ハリソンは賞金2万ポンドの一部を獲得しました。


世界史

ルイ・アントワーヌ・ド・ブーゲンヴィルが世界一周を達成。

1768年 ジェームス・クックが第1回目の世界周航に旅立ちました。


1775

時計産業の歴史

フランス人時計師ジャン=アントワーヌ・ レピンが、ブリッジを分割する事でシンプルかつ薄型化を可能にしたキャリバーを開発。彼の名を取ってレピンキャリバーと呼ばれ、その方法は現代においても用いられています。


世界史

イギリス本国と北アメリカにある13のイギリス殖民地との間で独立戦争が勃発。

ベンジャミン・フランクリンがメキシコ湾流の海図を作成。


スイス史

オラス-ベネディクト・ド・ソシュールが、アルプスの地層は横方向の圧力によって生じたもので、従来信じられていた様な単なる隆起によるものではない事を突き止めました。


芸術と文化

1774年 ゲーテが「若きウェルテルの悩み」を発表。


1776

時計産業の歴史

ジュネーブの時計師ジャン-モイズ・プーゼが、クロノグラフの先駆けとなるインディペンデント・セコンド機構を発明。


世界史

アメリカ独立宣言が採択される。

サンフランシスコの街が作られる。


スイス史

時計師ルイ・フェザンと物理学者オラス=ベネディクト・ド・ソシュールが、技術育成を目的とした団体をジュネーブに設立。その主な役割は「ファブリーク」の支援で、技術競争の奨励や賞の授与、また発明の公示などを行なっていました。この団体は後に「ソシエテ・デ・ザール(技術協会)」となります。

1777年 スイスとルイ16世統治下のフランスが同盟を結ぶ。


芸術と文化

アダム・スミスが「国富論(諸国民の富の性質と原因の研究)」を発表。


1780

世界史

1781年 イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルが、太陽系で7番目の惑星となる天王星を発見。


スイス史

ジュネーブのサン・ジェルベ地区の時計師たちは仕事柄正確な時刻を知る必要がありました。そのため彼らは領主を通してリル塔の時計管理人に、正午を知らせるサンピエール大聖堂の鐘が聞こえたらリル塔の鐘を1回鳴らす様に依頼しました。リル塔の壁面には太陽の南中を示す曲線が描かれ、標準時刻を表わしています。


芸術と文化

1778年 ミラノにスカラ座が出来る。


1784

時計産業の歴史

イギリス人時計師トマス・アーンショウが、懐中時計や マリンクロノメーター に用いる新しいタイプのスプリング・デテント脱進機を開発。彼のこの発明は、後の時計師たちによって広く用いられました。


世界史

1783年 11月21日、パリ近郊のミュエット城上空で、気球による初の有人飛行が行なわれました。

フランスとイギリス間でヴェルサイユ条約が結ばれ、アメリカ独立戦争が終結。イギリスは13植民地の独立を認めました。また条約によってインド、セネガル、そしてサンピエール島とミクロン島がフランスに返還されました。


スイス史

有名なオートマタ製作者 ピエール・ジャケ-ドローが仕事の拠点をジュネーブに移転。そこで彼は中国市場向けに、エナメルやパールで装飾したゴールド製の時計を製作しました。


1787

時計産業の歴史

スイスのビエンヌ(ビール)でピエール-フレデリック・インゴルド誕生。彼は時計製造を機械化し、互換性のある部品を作り出したパイオニアです。


世界史

アメリカ合衆国憲法制定。


スイス史

1785-89年 時計親方たちは不況に喘いでいました。インフレの影響で、彼らは他のアトリエに時計師として職を求めなければなりませんでした。

1787年 オラス=ベネディクト・ド・ソシュールと18名のガイドたちが、多くの観測機器や科学機器を持ってモンブランに登頂、多くのデータを採取しました。


芸術と文化

莫扎特的《唐璜》首次在布拉格公演。


1789

世界史

フランス革命が起きる。

ジョージ・ワシントンがアメリカ合衆国初代大統領に就任。


スイス史

肖像画家ジャン-エティエンヌ・リオタール死去。


芸術と文化

フランス人権宣言によって、「思想や意見を自由に述べる事は人間にとって欠く事の出来ない権利であり、全ての市民はいかなる議題に関しても自由に発言、出版する事が出来る」事が保証されました。


1790

時計産業の歴史

ジュネーブでジャケ・ドローとジャン-フレデリック・レショーがストラップ付きの時計を製作した事が、彼らの台帳に記されています。


世界史

イギリス軍艦バウンティ号で反乱が起きる。


スイス史

バーゼルが農奴制を廃止。


芸術と文化

イマヌエル・カントが「純粋理性批判」を発表。


1792

世界史

スウェーデン王グスタフ3世が仮面舞踏会の最中に射殺される(この事件はヴェルディのオペラ「仮面舞踏会」の題材となりました)。


スイス史

ジュネーブはベルンとチューリッヒとの軍事同盟によって、フランス軍の侵略から守られていました。しかしフランスとスイスがお互いに軍隊を下げると、「平等派」がジュネーブで権力を掌握しブルジョワ階級の身分が保証されます。そしてその数週間後にフランス革命が成功します。


芸術と文化

ワシントンでホワイトハウスの建設着工。


1800

スイス史

1798年 フランス軍がスイスに侵攻しヘルヴェティア共和国が樹立されます。革命政府による貿易が行なわれ、スイスの時計産業は打撃を受けました。


世界史

世界の人口が10億人に達する。

工業化時代の到来。

ワシントンがアメリカ合衆国の首都になる。


1801

世界史

トゥーサン・ルヴェルチュールがサント・ドミンゴ(現在のハイチ)を制圧し、奴隷解放を宣言。

ロシアのパーヴェル1世が暗殺される。

1803年 インドのほとんどがイギリスの統治下となり、東インド会社によって管理される。

1804年 ナポレオン1世がフランス皇帝に即位。


1813

世界史

1807年 ロンドンの街にガス灯が設置される。

1812年 ナポレオンがロシア遠征を行ないモスクワ制圧。モスクワ市民は町に火を放ちました。

1814年-1815年 ウィーン会議開催。ヨーロッパ諸国の新たな国境が制定されました。


スイス史

サン・ジェルベの時計師アミ・フィリオンが記している所によれば、フランスによる占領期間は「14年8ヶ月14日10時間30分」でした。


1822

時計産業の歴史

ニコラ-マチウー・リューセックが「経過時間を測定する時計」の特許を取得。彼はこれを「セコンド・クロノグラフ」と名付けました。彼は王室付きの時計師で、1781年にパリで生まれています。


世界史

ブラジルが独立。


スイス史

1815年 519日、ジュネーブが連邦に加わる。

1821年 415日より初めてジュネーブの公式な時間として、当地の標準時刻 が採用される。

1779年頃には、時計師たちは教会の鐘の音で正午を知っていました。


芸術と文化

シャンポリオンがヒエログリフを解明。

ペトラ遺跡(ヨルダン)を再発見したヨハン・ルートヴィヒ・ブルクハルトが、当地では科学と芸術が発達していた事を紹介。

1824年 ベートーベンの「第9交響曲」初演。


1827

時計産業の歴史

ブレゲが「マリー・アントワネット」を完成。当時で可能な全ての複雑機構が搭載されていました。

マリー・アントワネットとブレゲ 時計史上究極のミステリー - HHマガジンの記事

ブレゲが「マリー・アントワネット」を発表 - HHマガジンの記事


1828

時計産業の歴史

ルイ-フレデリック・ペルレとその息子がスプリットセコンド・クロノグラフの特許を取得。


芸術と文化

フランツ・シューベルトの弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」がプライベートで初演。


1830

時計産業の歴史

アントワーヌ-ルイ・ブレゲが'鍵を使わない巻上げ機構を開発。


世界史

7月革命が起き、ルイ・フィリップがフランス国王に即位。

ベルギー革命が起き、ベルギーが独立。

ギリシャ独立。

フランスがアルジェリアに侵攻。

コロンビア共和国からエクアドルとベネズエラが独立。

アメリカでインディアン移住法が成立し、インディアンの強制移住が始まる。


スイス史

「ファブリーク」は依然としてジュネーブの主要産業を成し、人口のほぼ4分の1がそこで働いていました。180人の作業者と120人の技術者が働くボットのような大規模工場が登場する一方で、小規模なアトリエも依然として多く存在していました。


芸術と文化

エクトル・ベルリオーズの「幻想交響曲(ある芸術家の生涯の挿話)」初演。


1831

時計産業の歴史

ヨセフ・タデウス・ウィナールがスプリットセコンド・クロノグラフを開発。


世界史

リヨンの織工たちが機械化と低賃金に対して反乱を起こす。

ポーランドの独立が認められたにもかかわらず、ワルシャワは再びロシアの支配下に置かれる。


スイス史

ヌーシャテルで共和党が貴族階級の特権の廃止を試みましたが、州政府の強力な支持による住民や議会の反発を受けて却下されました。


芸術と文化

葛飾北斎が「富嶽三十六景」を製作。

ヴィクトル・ユーゴが小説「ノートルダムのせむし男」を発表。

アレクサンドル・プーシキンがサンクトペテルブルグでニコライ・ゴーゴリに出会う。


1838

時計産業の歴史

ルイ・オーデマが鍵無しの巻上げ機構を開発。


世界史

南アメリカでズールー族の王ディンガネがボーア人数千人との「血の河の戦い」で敗戦し失脚。


芸術と文化

ダゲールとニエプスが銀板写真を発明。


1839

時計産業の歴史

時計製造の機械化: ヴァシュロン・コンスタンタンが時計製造のために様々な工作機械を取り入れました。

部品の互換性:  ジョルジュ-オーギュスト・レショーが発明したパントグラフをヴァシュロン・コンスタンタンが採用しました。


世界史

フランスがオスマン帝国からアルジェリアを奪取。

イギリスがアデンを占領。


芸術と文化

ジュゼッペ・ヴェルディが初のオペラ作品を発表。


1842

時計産業の歴史

エイドリアン・フィリップがリュウズ巻き機構を発明し、1845年に特許を取得。


世界史

第1次アヘン戦争が終結。

清朝の道光帝は南京条約を結ばされました。条約によって香港がイギリスに割譲され、対外貿易が自由化されました。


スイス史

1841年の革命以降、新憲法によって一般男性に選挙権が認められました。

ジュネーブが独立した自治体となり、選挙による議会を持ちました。


芸術と文化

アメリカ芸術協会設立。


1844

時計産業の歴史

ロンドンを拠点とするスイス人時計師アドルフ・ニコルが、クロノグラフの針をリセットする機構を発明し特許を申請。彼は1862年にもパリで特許申請しています。 19世紀中頃からスイスの時計産業は完全にイギリスを追い抜きました。スイス時計は世界中の生産量の半分以上を占めるようになります。


世界史

サミュエル・モールスが電信機を発明、バルチモア~ワシントン間での電信に成功しました。


1847

時計産業の歴史

アントワーヌ・ルクルトがレバー式の巻上げ機構を発明。


世界史

アフリカで初の独立共和国となるリベリア共和国が誕生。


スイス史

カトリック州とプロテスタント州の間で分離同盟戦争が起きる。

スイスで初の蒸気機関車が登場。「スペインパン鉄道」と呼ばれるチューリッヒからバーデン間を走りました。


1848

世界史

フランスで2月革命が起き、共和制が始まる。

イタリアで暴動が起きる。サルデーニャ王カルロ・アルベルトがオーストリアに敗北。

ドイツ、オーストリア、ハンガリーで暴動が起きる。

フランツ・ヨーゼフ1世がオーストリア皇帝に即位。

フランスの植民地で奴隷制廃止。

カリフォルニア(1850年に州となる)でゴールドラッシュが始まる。


スイス史

近代国家としてのスイス連邦が誕生。スイス連邦憲法が制定され、ベルンが首都となりました。この憲法は1874年に改定され、また1978年にも改定されています。


芸術と文化

19世紀の半ばを迎えて、さらなる発展への信頼と工業デザインの需要が高まった事によって、機能性を備えた様々なスタイルが登場しました。

カール・マルクスとエンゲルスが「共産党宣言」を執筆。


1851

世界史

粉ミルクとミシンの発明。

第1回アメリカス・カップ開催。


スイス史

ジュネーブで城壁が撤去され、街が拡張される。


芸術と文化

ロンドンで第1回万国博覧会開催。ジョセフ・パクストン(1801-1865)が設計した水晶宮で行なわれました。

ニューヨーク・タイムズ創刊。

ハーマン・メルヴィルが小説「白鯨」を発表。


1855

世界史

アルミニウムの工業生産が始まる。

クリミア戦争勃発。

日本が開国。


芸術と文化

パリで初の万国博覧会開催。


1858

時計産業の歴史

アンリ・グランジャンによってヌーシャテル天文台開設。電信によって正確な時間が知らされるようになりました。


世界史

第2次アヘン戦争終結。

アメリカ・ヨーロッパ間を結ぶ電信ケーブルがニューファンドランド島とアイルランドの間に敷設されました。


芸術と文化

アメリカで初の都市公園となるマンハッタンのセントラル・パーク開設。

1859年 チャールズ・ダーウィンが「種の起源」を発表。


1860

時計産業の歴史

ヌーシャテル天文台が初めて時計の歩度証明書を発行。


世界史

エイブラハム・リンカーンがアメリカ大統領に当選。奴隷制廃止を求める声が高まる中で、サウスカロライナ州がこれに反発して最初に合衆国を離脱。


スイス史

サルデーニャ王国がサヴォワをフランスに割譲。サヴォワ北部の住人はスイス連邦への加盟を望んでいましたが、ナポレオン3世はこれを認めずに自由貿易地域とする約束をしました。


芸術と文化

ボードレールが「人工楽園」を発表。


1861

時計産業の歴史

フルーリエでシャルル-エドゥアール・ギョーム(1861-1938)誕生。彼は物理学者として、時計の精度を乱す温度変化の影響を補正するインバーやエリンバー(1919年)などの合金を発明しまし た。また彼はセーブル(フランス)にある国際度量衡局の局長を務め、1920年にノーベル物理学賞を受賞しています。


世界史

アメリカ南北戦争勃発。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世がイタリア王に即位。

フランスがレバノンに介入。

バーレーンがイギリスの保護領になる。


1862

時計産業の歴史

初のリセット機構を備えたクロノグラフが登場(ジュラ地方ソリア、ニコル&カプト社のアンリ=フェレオル・ピゲによる)。その特許は1844年にアドルフ・ニコルがイギリスで取得していました(特許番号10348)。


世界史

リンカーンが南部連合州の奴隷解放を宣言。

1863年 ロンドンで世界初の地下鉄が開通。


スイス史

アンリ・デュナンが書いた「ソルフェリーノの思い出」の中で彼は、「神聖な条約によって国際的な規則を編成すべきである。この提案が承認され批准されれば、ヨーロッパ各国において負傷兵士の救済を行なう社会基盤を構築出来るだろう。」という提案をしました。そしてデュフール将軍、法学者モアニエ、デュナン、医師であるアッピアとモーノワールの5人によって国際負傷軍人救護常置委員会が設立され、最初のジュネーブ条約が起草されました。そしてその2年後には赤十字社が設立されるのです。


芸術と文化

印象派が起こる。


1867

時計産業の歴史

ラ・ショー・ド・フォンでジョルジュ-フレデリック・ロスコフが時計製造を始める。価格はわずか20フランで、「誰でも買える」時計でした。


世界史

日本で明治時代が始まる。封建主義の廃止、近代化、神道の国教化、王政復古が図られました。


1870

時計産業の歴史

カナダ人技師サンドフォード・フレミングが、世界をタイムゾーンで分割する事を提唱。


世界史

普仏戦争勃発。プロイセン軍がパリを占拠しました。

フランスの敗北によってローマ教皇領が解放されイタリア王国へ。


スイス史

1867年 カール・マルクスが「資本論」の中で、ラ・ショー・ド・フォンの街は1つのマニュファクチュールである、と評しました。

品質よりも量を求めるマーケットに対応した外国の時計メーカーによって、「ファブリーク」が大打撃を受けました。


芸術と文化

ニューヨークにメトロポリタン美術館開館。

モデスト・ムソルグスキーがオペラ「ボリス・ゴドゥノフ」を発表。


1875

時計産業の歴史

インデックスや針に用いる初の夜光塗料として、ネミッツが硫酸カルシウムを用いる。


世界史

1873年 日本が太陰暦を廃止して西暦を採用。

パリで17カ国がメートル条約を結ぶ。


スイス史

1848年より巡回裁判官11人によって始められた連邦裁判所がローザンヌに設立される。


芸術と文化

パリにガルニエ宮(オペラ座)が開館。

ビゼーの「カルメン」初演。


1876

時計産業の歴史

フィラデルフィアで万国博覧会開催。そこでスイスの時計メーカーは、アメリカの機械化された時計製造技術がもたらす圧倒的な力、品質、競争力に気付かされます。「アメリカン・クライシス」と呼ばれ、ここからスイス時計業界は機械化に向けて加速していくのです。


世界史

ボストンでアレクサンダー・グラハム・ベルが助手トーマス・ワトソンにかけた初の電話実験に成功。

リトル・ビッグホーンの戦いが起きる。


芸術と文化

バイロイト祝祭劇場が開館。


1877

時計産業の歴史

ジュネーブのシャルル-オーギュスト・パイヤールがパラジウム製のヒゲゼンマイを発明。


世界史

1877年 ヴィクトリア女王がインド女帝を名乗る。

イタリア人技師エンリコ・フォルラニーニがヘリコプターの模型を製作し、高さ13mまで飛ばす事に成功。

トーマス・エジソンが初の蓄音機で特許を申請。


芸術と文化

モスクワのボリショイ劇場でチャイコフスキーの「白鳥の湖」初演。


1878

時計産業の歴史

ビエンヌにスイス初の公式な歩度検定機関が発足。1893年には「公式歩度検定所」となり、そして現在では「公式クロノメーター検定所(BO)」となっています。

オーストリアのウィーンで、少量ながらも腕時計の生産が行なわれる。


世界史

1879年 トーマス・エジソンが白熱電球を発明。


1880

時計産業の歴史

ジュネーブのフランソワ・ボルジェルが初の防水ケース(スクリュー式)を製作。


芸術と文化

フョードル・ドフトエフスキーが「カラマゾフの兄弟」を発表。

1881年 パブロ・ピカソ誕生。 


1883

時計産業の歴史

アメリカとカナダで、世界を24のタイムゾーンに分割した世界時が採用される(サンドフォード・フレミングの提唱)。グリニッジ子午線が本初子午線に選ばれました。


世界史

ニューヨークのブルックリン橋完成。

オリエント急行が初走行。

インドネシアのクラカトアで大噴火発生。

初のユダヤ人共同体が設立される。


1886

時計産業の歴史

ジュネーブ・シール検定の発足。


世界史

カール・ベンツがガソリン車を発明(ゴットリーブ・ダイムラーも同じものを発明していました)。

アパッチ族のジェロニモが降伏。

コカ・コーラ誕生。

ニューヨークの自由の女神像完成。


スイス史

ジュネーブのクルヴルニエールに発電所が建設され、域内の工場に動力を供給しました。


芸術と文化

1885年 ロシア皇帝アレクサンドル3世が、ファベルジェ初のイースターエッグを皇后に送る。

1885年 マーク・トウェイン(1835-1910)が「ハックルベリー・フィンの冒険」を発表。


1888

時計産業の歴史

ビエンヌの時計会社ラ・シャンパーニュが、腕時計のコレクションを発表。


世界史

ジョージ・イーストマン(1854-1932)が初のカメラフィルムの特許を取得。「コダック」のブランド名が商標登録されました。


芸術と文化

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホはアルルでのゴーギャンとの同居生活中に彼と喧嘩になり、剃刀で自分の耳を切り落としました。


1889

時計産業の歴史

ベルンで初めて腕時計に関する特許が申請される。


スイス史

ジョルジュ-フレデリック・ロスコフが76歳でベルンにて死去。

フリブール大学が文学部と法学部を開設。


芸術と文化

1889年5月6日から10月31日にかけてパリで万国博覧会開催。それに併せてギュスターヴ・エッフェルがエッフェル塔を建設しました。


1890

時計産業の歴史

ジュネーブの文字盤メーカーA.ベイエレーが、インデックスやロゴの転写装置を開発。


世界史

クレマン・アデールが飛行機で40mを超える飛行に成功。

インディアン戦争最後の戦いとなるウンデッドニーの虐殺が発生。


スイス史

1891年 ジュネーブに 有名な大噴水「ジェ・ドー」が出来る。


芸術と文化

1889年 ギュスターヴ・エッフェル(1832-1923)が万国博覧会の開催に併せて、高さ300mを超えるエッフェル塔を建設。


1892

時計産業の歴史

フランスのオーギュスト・ヴェルヌイユが人工宝石を発明。


世界史

アメリカで人種差別を認める法律が可決される。


スイス史

スイスの人口が300万人に達する。

スイス・アーミーナイフが登場。


芸術と文化

アール・ヌーヴォーが起こる(ヴィクトール・オルタ、アンリ・クレマン・ヴァン・ド・ヴェルデ、ウジェーヌ・グラッセ、アルフォンス・ミュシャなど)。

エドヴァルド・ムンクが「叫び」を製作。


1894 〜 1895

世界史

日清戦争が起きる。日本は台湾を占領し、朝鮮にも勢力を伸ばしました。

スイス生まれの細菌学者アレクサンドル・イェルサンが香港でペスト菌を発見。

ドイツの物理学者ヴィルヘルム・コンラート・レントゲンがX線を発見。

ノーベル賞創設。


スイス史

1894年5月11日、連邦会議で中央ヨーロッパ標準時が採択され、6月1日より施行されました。


芸術と文化

リュミエール兄弟が初めて動画を一般に公開。

オスカー・ワイルドが男色を咎められて投獄される。


1896

世界史

アテネで初の近代オリンピック開催。

ダウ・ジョーンズ社がダウ平均株価を開始。

ロシア最後の皇帝ニコライ2世が即位。

第1回シオニスト会議開催。


スイス史

ジュネーブのシェーヴルにある水力発電所が、ジュネーブの街に電気の供給を開始。


芸術と文化

オーストリアでグスタフ・クリムト(1862-1918)、ヨーゼフ・ホフマン(1870-1956)らによって、アール・ヌーヴォーの一派であるウィーン分離派が起こる。


1897

時計産業の歴史

シャルル-エドゥアール・ギョームが ギョーム・ テンプを開発。


世界史

イギリスの物理学者ジョセフ・ジョン・トムソンが電子の存在を発見


芸術と文化

エイブラハム(ブラム)・ストーカーが小説「ドラキュラ」を発表。


1900

時計産業の歴史

ルロワが当時で最も複雑な懐中時計を製作。


世界史

義和団の乱が起こる。欧米列強はこれを制圧、紫禁城に乗り込んで略奪を働きました。

1901年 オランダのハーグに国際司法裁判所設立。


スイス史

1901. 首届诺贝尔和平奖颁发给了红十字会的创始人Henri Dunant


芸術と文化

プッチーニのオペラ「トスカ」初演。

パリ万国博覧会開催。

モネが連作「睡蓮」を発表。

建築家フランク・ロイド・ライトが、新しいプレイリー様式を生み出す。


1903

世界史

オーヴィルとウィルバーのライト兄弟が初飛行を行なう。ノースカロライナ州キルデビルヒルズで、交互に4回の飛行を行ない、数十mの飛行に初成功しました。


芸術と文化

ラビンドラナート・タゴールがイギリスの方式に対して、インドの伝統を踏まえた教育体制を構築。

アカデミー・ゴンクール創設。


1904

時計産業の歴史

ウェンズ・ウィルスドルフが婦人用腕時計の大量生産を始める。

ある砲兵隊将校がボーア戦争での経験を語った所によると、彼らは戦場での必需品である時計を腕に着けるようになりました。

それは極度の高温や低音、豪雨、砂嵐にも耐える事が出来ました。

人工宝石の商業化が始まる。

カルティエがサントスを製作。


世界史

日本海軍が遼東半島の旅順港に配備されていたロシア艦隊を奇襲攻撃し、日露戦争が始まる。

ニューヨークで地下鉄開通。世界初の地下鉄はロンドンで1863年に開通し、1896年にブダペスト、1900年にパリ、1902年にベルリンで開通しています。


芸術と文化

サルヴァドール・ダリ誕生。

アントン・チェーホフが小説「桜の園」を発表。

ジョージ・ジェンセンが初の近代ジュエラーとして創業。

1905年 アルバート・アインシュタインが特殊相対性理論を発表。


1907

時計産業の歴史

Ultraplat : Création par LeCoultre du mouvement de poche le plus plat du monde, 1,38 mm.


1909 〜 1910

時計産業の歴史

Modèles de chronographes-bracelets déposés à Berne.


世界史

1908年 ヘンリーフォードが初のT型フォードを製造。

ルイ・ブレリオ(1872-1936)が1909年7月25日にドーバー海峡横断飛行に成功。

日本が韓国を併合。

テルアビブの都市が作られる。


スイス史

1907年 スイス国立銀行創設。


芸術と文化

ロシアの文豪レフ・トルストイが、地方にあるアスターポヴォ駅で死去。

ワシリー・カンディンスキーが初の抽象画を発表。


1911

時計産業の歴史

フランスが法定時としてグリニッジ子午線を採用。フランスの新しい時間は、それまでよりも9分21秒遅れていました。これによって全ての西ヨーロッパ諸国が共通の時制を採用した事になりました。


世界史

清王朝が滅亡し、中華民国が樹立される。

イタリアがオスマン帝国に宣戦布告し、リビア沿岸部を占領。

インドの首都がカルカッタからデリーへ移される。


スイス史

スイスの人口が375万人に達する。その内15%に当たる55万人が外国人でした(1798年には1665人)。1880年から移住のバランスが逆転したためで、それ以前は多くの傭兵や移住者がスイスから国外へ出ていたのです。


芸術と文化

グスタフ・マーラーの死から6ヵ月後、ミュンヘンでブルーノ・ワルター指揮による「大地の歌」初演。


1913

時計産業の歴史

金属学者ハリー・ブレアリーが、イギリスのシェフィールドにあった実験室で初のステンレススチールを発明。鉄、クローム、ニッケルから成るこの新しい合金鋼は耐蝕性に優れています。


世界史

パナマ運河開通。

ヘンリー・フォードがライン生産による大量生産方式を採用。この新しい方式によってT型フォード1台の生産に要する時間が、6時間から1.5時間に激減しました。


芸術と文化

パリのシャンゼリゼ劇場で、ロシア人作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーのバレエ「春の祭典」初演。ワスラフ・ニジンスキーの振付けで、物議を醸しました。

ピカソやブラックに代表されるキュービズムが起こる。

マルセル・プルーストが小説「失われた時を求めて」を自費出版。

ロシア人画家カジミール・マレーヴィチがシュプレマティズムを起こす。

アメリカでアーモリー・ショー(国際現代美術展)が開かれ、アメリカに現代美術が紹介される。


1914

時計産業の歴史

女性誌「フェミーナ」が腕時計に関する読者投票を開催。回答数4350人のうち、3437人が「非常に便利である」と答えました。480人はその扱い方に困惑しており、ペンダントウォッチを好んだのは433人でした。

エテルナが初の量産による アラーム腕時計の製造を開始。


世界史

オーストリア・ハンガリー帝国の継承者フランツ・フェルディナント大公とその妻ゾフィが、19歳のセルビア人国粋主義者ガヴリロ・プリンツィプによって暗殺される(サラエボ事件)。

これをきっかけに第1次世界大戦が勃発。


スイス史

第1次世界大戦においてスイスは参戦国に囲まれていましたが、中立を貫く姿勢とその軍隊のおかげで最悪の事態を回避する事が出来ました。国内ではドイツ語圏の人々は同盟国側、フランス語圏の人々は連合国側についていました。物資を得るのも容易ではなく、連合国からの輸入(海外品)のほうが同盟国からの輸入(石炭など)を上回っていました。両方とも一旦輸入したものを再輸出する事は認められず、加工品とその輸出で成り立っていたスイスの産業は大打撃を受けます。


芸術と文化

チャールズ・チャップリンが「放浪者」のキャラクターを確立。


1915

世界史

アインシュタインが一般相対性理論を発表。

窒息性ガスが初めて戦争で使用される。

ニューヨーク・サンフランシスコ間で初の大陸横断電話が開通。


1916

時計産業の歴史

バーゼルでスイス見本市(MUBA)が開かれる。

ホイヤーが1/100秒を計測出来る「マイクログラフ」、1/50秒を計測出来る「セミ・マイクログラフ」の特許を申請。


世界史

ヴェルダンの戦いが起こる。1916年12月15日までの10ヶ月間に渡る長期攻防戦で、70万人の死者を出した第1次世界大戦中最大の戦闘でした。

ドイツの飛行船ツェッペリンがパリを爆撃。

ラスプーチン暗殺。

イブン・アリーがオスマン帝国に対して反乱を起こす。


芸術と文化

ダダイズムが起こる。

舞台演出家フーゴー・バルがチューリッヒに開いた「キャバレー・ヴォルテール」に、ヨーロッパの芸術家たちが集まりました。彼らはペーパーナイフを使って辞書を適当に開き、最初に見つけた単語が「dada」だったと言われています。第1次世界大戦の不合理性や悲劇に反発した彼らは、自身の新しい創作活動を「ダダイズム」と名付けます。彼らは既成の芸術や文学を破壊する、という思想を持っていました。


1917

世界史

ロシアで十月革命が起きる(ユリウス暦10月25日、グレゴリオ暦では11月7日)。

中国がドイツに宣戦布告して大戦に参加(ドイツは中国に領土を持っていました)。

イギリスが、パレスチナにユダヤ人の国民的郷土を樹立する、と言う内容のバルフォア宣言を表明。


芸術と文化

オリジナル・ディキシーランド・ジャズバンドが「リバリー・ステイブル・ブルース」を発表。これがジャズの誕生と言われています。

ニューヨークでフランス人芸術家マルセル・デュシャンが、彼の「レディ・メイド」と呼ばれるシリーズの初作品「泉」を発表。


1919

時計産業の歴史

シャルル-エドゥアール・ギョームの基礎研究とアンフィ社の協力によって、ニッケル・スチール合金を使った自己補正ヒゲゼンマイが作られる。

カルティエがタンクを製作。


世界史

ヴェルサイユ宮殿の鏡の間で、ドイツと連合国側が第1次世界大戦終結の講和条約を締結。

ミラノで元ジャーナリストのベニート・ムッソリーニが、ファシズムを掲げる政治団体「戦闘者ファッシ」を結成。


スイス史

1918年 ゼネスト発生。25万人の労働者が参加したストライキは、軍隊によって鎮圧されました。しかし彼らの要求の一部(週48時間労働、賃金アップ)は認められました。

ジュネーブに国際連盟と国際労働機関(ILO)の本部が置かれる。


芸術と文化

ワルター・グロピウス(1883-1969)が、ワイマールにバウハウスを建設。

ロシア人芸術家ウラジミール・タトリンがロシア構成主義を起こす。


1921

時計産業の歴史

1920年代初頭、パイロット向けに作られたアワーアングル・ウォッチが登場。

IWC、ジャガー・ルクルト、A. ランゲ&ゾーネ、ロンジン、ヴァシュロン・コンスタンタンなど、航空時計を製造していたブランドは、この様な経度を算出できるモデルを製作しました。


世界史

「戦時共産主義」下にあったロシアではその失策によって経済・社会が低迷していました。これに対してレーニンは、第10回共産党大会において新経済政策(ネップ)と呼ばれる政策を打ち出しました。


スイス史

ジュネーブが女性選挙権の導入を提案した6番目の州となる。しかしその法案が成立したのは1971年です。


芸術と文化

チャーリー・チャップリンと子役ジャッキー・クーガンによる映画「キッド」がアメリカで公開。


1922

時計産業の歴史

イギリス人時計師ジョン・ハーウッドが、時計からリュウズと巻真を無くして防水性を高める方式を考案。1923年に特許を申請しました。


世界史

ロシアがソビエト社会主義共和国連邦となる。

1923年 関東大震災発生。東京のほぼ3/4が壊滅的な被害を受けました。

イラクで油田が発見される。


芸術と文化

ドイツの映画監督フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ムルナウが、映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」をベルリンで公開。

ジェームス・ジョイスが小説「ユリシーズ」を発表。

レバノンの作家ハーリル・ジブラーンが詩集「預言者」を発表。


1924

時計産業の歴史

ジョン・ハーウッドが、スイスで初めてとなるセンターローターを備えた自動巻き腕時計の特許を申請。


世界史

ベニート・ムッソリーニのファシスト党がイタリア議会選挙で初勝利。

レーニン死去。スターリンが政権を掌握。


芸術と文化

メトロ・ピクチャーズ、ゴールドウィン・ピクチャーズ、ルイス・B・メイヤーの3社が合併し、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)となる。

チェコ出身のドイツ語作家フランツ・カフカが、ウィーン郊外キーアリングの保養所で結核のため死去。

アメリカ人作曲家ジョージ・ガーシュイン(1898-1937)が「ラプソディー・イン・ブルー」を発表。


1925

時計産業の歴史

パーペチュアルカレンダーを備えた初の腕時計が登場。パテック・フィリップが懐中時計のムーブメントを使用して製作しました。


スイス史

ロカルノでフランス、イギリス、ドイツ、イタリア、ベルギーの5カ国が会議を開き、ロカルノ条約締結。その目的は、ヴェルサイユ条約(1919年6月28日)で決められた国境線を保障するためでした。


芸術と文化

パリで開かれた博覧会でアール・デコが起こる。

第1回シュルレアリスム展が開かれる。

セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の映画「戦艦ポチョムキン」公開。

アメリカ人作家F.スコット・フィッツジェラルド(1896-1940)が小説「グレート・ギャツビー」を発表。


1926

時計産業の歴史

自動巻き 腕時計の量産が始まる。ハーウッドの特許をベースとしてローターを備えていました(セルツァ、フォルティス、ブランパンはA.シルト社のエボーシュを使用)。

ロレックスが防水時計 オイスターを製作。1927年にメルセデス・グライツ嬢はこれを腕に着けてドーバー海峡を泳いで横断。


世界史

スコットランドの発明家ジョン・ロジー・ベアードが、ロンドンの王立研究所でブラウン管を使った伝送装置による画像の送受信を公開。彼はこれを「televisor」と名付けました。

アメリカ人科学者ロバート・ハッチングス・ゴダードが、ガソリンと液体酸素を混合した液体燃料によるロケット打ち上げに成功。時速100kmで高さ12.5mまで上がりました。


スイス史

スイスの人口が400万人に達する。


芸術と文化

ルドルフ・ヴァレンティノが急性腹膜炎により死去。このサイレント映画の大スターが亡くなったニューヨークの病院に熱狂的ファンが集まりました。

ドイツ人映画監督フリッツ・ラングの映画「メトロポリス」がベルリンで公開。

画家モネ死去。


1927

時計産業の歴史

パテック・フィリップが当時で最も複雑な時計「パッカード・ウォッチ」を製作。アメリカ自動車界の富豪ジェームス・パッカードの注文によるものです。


世界史

ニューヨーク・ロンドン間で初の商用電話サービスが始まる。

チャールズ・リンドバーグ(1902-1974)が大西洋無着陸横断飛行に成功。

アメリカでサッコ・バンゼッティ事件が起こる。


芸術と文化

世界初のトーキー映画「ジャズシンガー」公開。

ロシア系アメリカ人バイオリン奏者ユーディ・メニューインが、パリのサル・ガヴォー劇場で1500人の聴衆を前に若干11歳でコンサート・デビュー。

ルイ・アームストロングが「ウェアリー・ブルース」など多くの楽曲を発表。


1929

時計産業の歴史

ルクルトが世界で最も小さいキャリバー101を発表。部品点数74、サイズは14 x 4.85 x 3.4 mm、重さは1g以下です。

またルクルト(1937年にジャガー・ルクルトとなる)の技術者ジャン-ルイ・ルッテが、空気の温度変化を動力源として動く(理論上は60年間)アトモスを発明。

エテルナが初の8日巻きアラーム腕時計を発表。


世界史

1928年 アレクサンダー・フレミング(1881-1955)がペニシリンを発見。

日本で昭和天皇即位。

1929年 ウォール街で大恐慌が起こる(10月24日、暗黒の木曜日)。

イタリア首相ベニート・ムッソリーニと、枢機卿ピエトロ・ガスパッリがローマでラテラノ条約に調印。ローマ教皇庁とイタリア政府が歩み寄りました。


芸術と文化

1928年 コダック社が16mmフィルムを発売。ホームムービーへの道を切り開きました。

シュルレアリストのアンドレ・ブルトンが、スペイン人画家サルヴァドール・ダリの初展覧会をパリで開く。

「タンタンの冒険旅行」の連載が始まる。


1930

時計産業の歴史

初のトゥールビヨン腕時計が登場。

腕時計と懐中時計のシェアが半々に。


世界史

マハトマ・ガンジーがインドにおけるイギリス支配と塩税に対して非暴力運動を始める。

世界人口が20億に達する。


芸術と文化

ニューヨークにクライスラー・ビル建設。


1931

時計産業の歴史

エミール・ボレが片方向巻きの全回転式ローター を備えた初の自動巻き腕時計、ロレックス・パーペチュアルを開発。

カルージュ(ジュネーブ)生まれのルイ・コティエ(1894-1966)が、ジュネーブのジュエラー、バザンジェのためにワールドタイム時計(29都市表示)を製作。


世界史

スペイン共和国が誕生、第二共和政が始まる。

エンパイア・ステート・ビル完成。

イギリス連邦誕生。


スイス史

宇宙線測定を行なうためにスイスのオーギュスト・ピカール博士と助手のポール・キプフェルが、与圧室を備えた気球に乗ってそれまでの記録を破る16,000m上空に到達。翌年には高度17,000メートルに到達し、自身の記録を塗り替えます。その後は深海探査に打ち込む様になりました。

1929年にアメリカから始まった世界大恐慌の影響がスイスにも及ぶ。


1933

時計産業の歴史

ブライトリングが2ボタン・クロノグラフの特許を申請。ポルト・エシャップマン・ユニヴェルセル社(フリッツ・マルティ)が、どんなムーブ メントにも搭載可能な耐震装置インカブロックを開発。自己補正ヒゲゼンマイ「ニヴァロックス」と、「二ヴァフレックス」ゼンマイが登場。

1880年代に発明された時報サービスが、パリ天文台によって実用化。サービス開始の初日には14万人が電話をかけ、20あった回線がパンクしました。時報を聞く事が出来たのは僅か2万人でした。

パテック・フィリップがカラトラバを発表。


世界史

ヒトラーがドイツ首相になる。

ドイツ国家議事堂放火事件が起こる。

ルーズベルト大統領がニューディール政策を開始。

アインシュタインがナチスの家宅捜索を受け、ドイツから追放される。 アメリカで禁酒法廃止。


芸術と文化

映画「キングコング」公開。

フリッツ・ラングがナチス・ドイツから亡命。

ウォルト・ディズニーが初のカラーアニメ「3匹の子ぶた」を発表。

フランスの作家アンドレ・マルローが小説「人間の条件」でゴンクール賞を受賞。

ネルソン・ロックフェラーの依頼で、画家ディエゴ・リヴェラがロックフェラーセンターにフレスコ画を製作。しかしその絵がレーニンの肖像を含んでいたために、その後破壊されました。


1937

時計産業の歴史

デュボワ・デプラ社がコラムホイールを廃したクロノグラフ機構を開発。


世界史

日本が中国に侵攻。

アメリカの化学者ウォーレス・ヒューム・カロザースが、デュポン社の名義でナイロンの特許を申請。

飛行船ヒンデンブルグ号がニュージャージー州レイクハスートにて爆発炎上。

エドワード8世が結婚のために退位。

アイルランドが独立を宣言。


スイス史

金属工業界で、労働者組合と経営者側が労使協定を結びました。これによってストライキや工場閉鎖などの手段をやめ、平和的な協議によって問題解決を行なう事が約束されました。


芸術と文化

1936年 チャップリンの映画「モダン・タイムス」公開。

スペイン内戦において、反乱軍フランコ将軍を支持するドイツ空軍がバスク地方ゲルニカを空爆。パブロ・ピカソはこれを題材にした代表作「ゲルニカ」を製作しました。


1938

世界史

テレビを発明したスコットランドの技師ジョン・ロジー・ベアードが、カラーテレビの公開実験を行なう。

ヒトラーがオーストリアを併合。およびズデーテン地方を占領。

ドイツで「水晶の夜」事件発生。


スイス史

オルブにあるネスレ社のマックス・モーゲンタラーとその研究チームが、インスタントコーヒーを開発。

5月、スイスの完全な「中立」を宣言。


芸術と文化

アメリカ人オーソン・ウェルズが、H.G.ウェルズのSF小説「宇宙戦争」を題材にしたラジオ番組を制作。アメリカ中がパニックになりました。


1939

世界史

ドイツがポーランドに侵攻。

第2次世界大戦勃発。 

ドイツとソビエトが独ソ不可侵条約を締結。


スイス史

参戦国に完全に包囲されたスイスでは、ドイツからの輸入が他国を上回っていました。ナチス・ドイツは鉄や石炭と引き換えに信用を築き、その所有する金を中立国スイスを通した貿易決済に用いたかったのです。イギリスは、スイスがドイツとの穏やかな関係を続ける事を望んでおり、貿易路が封鎖される事を怖れていました。スイスは自給自足のために、ワーレン計画によって農業生産の拡大を図ります。


芸術と文化

ジークムント・フロイトがロンドンで癌のため享年83歳で死去。

ヴィクター・フレミング監督の映画「風と共に去りぬ」がアトランタで公開。

アメリカ人小説家ジョン・スタインベックが「怒りの葡萄」を発表。


1940

世界史

ドイツ軍がパリを占拠。

イギリスがドイツの空襲を受ける。

日本がドイツ、イタリアと日独伊三国軍事同盟を結ぶ。


スイス史

過激派(国民戦線)の活動が禁止される。

ギザン将軍がリュトリの丘にスイスの全部隊長を集めて、ドイツへの抵抗を表明。


芸術と文化

ラスコー洞窟の壁画が発見される。

チャップリンの映画「独裁者」公開。


1942

時計産業の歴史

グレンへンのA.ミシェル社とフェルサ社が両方向巻きのローター「ビディネーター(bidynator)」を開発。

ブライトリングが「クロノマット」を発表。


世界史

ナチスがユダヤ人の「最終的解決」を計画。

アメリカで世界最初のコンピューターと呼ばれる「エニアック(ENIAC)」登場(18,000本の真空管、500,000のハンダ接合部、床面積135㎡、毎秒300回の乗算)。


芸術と文化

マイケル・カーティス監督の映画「カサブランカ」が、ニューヨークのハリウッド・テアトルで公開。


1944

世界史

ドイツのV1ミサイルがロンドンを爆撃。

連合国によるノルマンディー上陸。

ブレトン・ウッズ協定によってアメリカドルが基軸通貨となる。


1945

世界史

アウシュビッツ収容所解放。

ドイツの降伏によって、5月9日0時1分にヨーロッパにおける第2次世界大戦終結。

広島と長崎に原爆投下(8月6日と9日)。

国際連合機関とユネスコ創設。


スイス史

1946年 ジュネーブに国際連合のヨーロッパ本部が置かれる。


芸術と文化

マルセル・カルネ監督の映画「天井桟敷の人々」公開。

1947年 ジャクソン・ポロックが「ドリッピング」と呼ばれる絵画技法を考案。


1948

時計産業の歴史

アメリカ人ハロルド・ライオンズがアンモニアを利用した原子時計を発明。

ローターにボールベアリングを初めて用いた自動巻き時計が登場(エテルナ・マチック)。


世界史

ヨーロッパでマーシャル・プランが始まる。

ガンジー暗殺。

イスラエル建国。

世界人権宣言が採択される。

1949年  毛沢東が中華人民共和国の建国を宣言。 


芸術と文化

ジャン-ポール・サルトルの戯曲「汚れた手」がパリのアントワーヌ劇場で初演。

コロムビア放送(CBS)がLP(long play)レコードを発売。

ボストンの百貨店で初のポラロイドカメラが89.75ドルで発売される。


1952

時計産業の歴史

エルジンとリップが共同で初の電気式腕時計を開発。

ブライトリングがナビタイマーを発表


世界史

エジプトが王制を廃止。

エヴィータ・ペロン死去。

初の水爆実験が行なわれる。

スターリン主義の終焉。


スイス史

1953年 ジュネーブにCERN(欧州原子核共同研究機構)が設立される。


芸術と文化

作曲家ジョン・ケージと振付師マース・カニンガムの共作が初演。

バグダッド現代芸術グループが、アラブ世界の芸術と文化に大きな影響を与える。


1956

時計産業の歴史

1955年 ヴァシュロン・コンスタンタンがエクストラフラットを発表。

ジャガー・ルクルトが初のアラーム付き自動巻き腕時計「メモボックス」を発表。

1900年1月1日0時より観測した結果、1秒の長さは地球の公転による1太陽年の1/31,556,925.9747と定められました。


世界史

エジプトのナセル大統領がスエズ運河を国有化。

ハンガリー動乱が起こる。

フランスとイギリスがエジプトに侵攻。


スイス史

スイスの人口が500万に達する。


芸術と文化

インド人サタジット・レイ監督の映画「大地のうた」公開。

ジャック・クストーの映画「沈黙の世界」がカンヌ映画祭でパルム・ドール賞を受賞。

エルヴィス・プレスリーが初ヒット曲「ハートブレイク・ホテル」を発表


1957

時計産業の歴史

ペンシルヴァニア州ランカスターのハミルトン社が新世代の電気式腕時計を発表。


世界史

ローマ条約調印。

世界初の人工衛星スプートニク1号が打ち上げられる。


芸術と文化

フランス人作家アルベール・カミュがノーベル文学賞を受賞。

中国で百花斉放運動が行なわれる。つかの間の表現の自由が許されました。

アメリカ人作家ジャック・ケルアックが「路上」を発表。

レナード・バーンスタインのミュージカル「ウェストサイド・ストーリー」初演。


1958

世界史

アメリカ初の人工衛星エクスプローラー1号が打ち上げられる(1月31日)。

毛沢東が「大躍進政策」を実施。

エジプトとシリアがアラブ連合共和国を作る。しかし短命に終わりました。


芸術と文化

小説「ドクトル・ジバゴ」の作者ボリス・パステルナークがノーベル文学賞を受賞。

ニューヨークでグッゲンハイム美術館が開館。


1960

時計産業の歴史

オーギュスト・ピカール博士の潜水艇「トリエステ号」の船体に、特殊仕様のロレックス・オイスターが取り付けられ、太平洋のマリアナ海溝で深度10,916mまで潜水しました。


世界史

世界人口が30億に達する。

ベルギー領コンゴ、コートジボワール、モーリタニア、中央アフリカが独立。

ジョン・フィッツジェラルド・ケネディがアメリカ大統領に当選。

OPEC(石油輸出国機構)設立。


スイス史

1959年 連邦政府が女性の選挙権を認める。


芸術と文化

日本で前衛舞踊としての「舞踏」が起こる。

パリでヌーヴォー・レアリスムが起こる。

アメリカでアンディ・ウォーホル(1929-1987)によってポップ・アートが起こる。

フェデリコ・フェリーニ監督の映画「甘い生活」が、第13回カンヌ映画祭でパルム・ドール賞を受賞。


1961

時計産業の歴史

ヴァルカンの「クリケット」にダイバーズ・モデルが登場。大きな音が特徴の「クリケット」は、ロベール・ディティシェイムによって1947年に開発されました。


世界史

ソビエトの宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンがボストーク1号に乗って人類初の宇宙飛行に成功(4月12日)。彼が身に着けていたのはロシア製時計「シュトゥルマンスキー」でした(後のポレオット)。

アラン・シェパードがアメリカ初の宇宙飛行に成功(5月5日)。

ベルリンの壁が建設される(8月13日)。

クウェート独立。


芸術と文化

アメリカ人作家ジョセフ・へラーが「キャッチ22」を発表。

ミニマリズムとコンセプチュアル・アートが起こる。


1962

芸術と文化

ローリング・ストーンズが初コンサートを開く。

ビートルズがファースト・シングルを発表。

ロシア人作家アレクサンドル・ソルジェニーツィンが「イワン・デニーソヴィチの一日」を発表。

アンディ・ウォーホルが「キャンベル・スープ缶」を製作。


1963

時計産業の歴史

ファーブル・ルーバが高度計と気圧計を備えた「ビヴアク(Bivouac)」を発表。


世界史

マーティン・ルーサー・キング牧師が有名な演説「I have a dream(私には夢がある)」を行なう。

ケネディ大統領暗殺。

シリアとイラクでバース党が政権を握る。


スイス史

スイスが欧州評議会に加盟。


芸術と文化

エリザベス・テイラーとリチャード・バートン出演の映画「クレオパトラ」公開。

ボブ・ディランが「風に吹かれて」を発表。


1964

時計産業の歴史

アメリカ・スイス間で原子時計を輸送して時間の同期調整が行なわれる。

エボーシュS.A.が初の電気式腕時計「ディノトロン(Dynotron)」を開発、1966年に発売されました。


世界史

ネルソン・マンデラが終身刑を受け投獄される。

フルシチョフが失脚。

PLO(パレスチナ解放機構)創設。

インドでインディラ・ガンジーが政権につく。


スイス史

ローザンヌでスイス博覧会が開かれる。


芸術と文化

ジョン・コルトレーンがモード・ジャズ期の名盤「至上の愛」を発表。


1966

時計産業の歴史

初のクォーツ腕時計のプロトタイプ「ベータ1」が作られる


世界史

アメリカがベトナムを空襲。

中国で文化大革命が起こる。


スイス史

スイスの人口が600万に達する。


芸術と文化

アメリカとヨーロッパでアヴァンギャルディズムが起こる。

ビートルズがコンサート活動を止める。

スウェーデン人監督イングマール・ベルイマンの映画「仮面/ペルソナ」公開。


1967

時計産業の歴史

パリで開かれた第13回国際度量衡会議で、1秒の長さが「セシウム133原子の基底状態における2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の9,192,631,770周期」と定められ、それまでの天文学的に定められた「平均太陽日の86,400分の1」という定義に取って代わりました。

ヌーシャテルのCEH(電気式時計研究所)が、初のアナログ・クォーツ時計「ベータ21」を開発。


世界史

ギリシャで軍部によるクーデーターが起こる。

6日戦争が起こる。

チェ・ゲバラ死去。

イランでモハンマド・レザー・パフラヴィー皇帝が戴冠。 南イエメンが独立。

初の心臓移植が行なわれる。


芸術と文化

ダスティン・ホフマン主演の映画「卒業」が公開。


1968

世界史

マーティン・ルーサー・キング牧師暗殺。ロバート・ケネディ暗殺。

フランスで5月革命が起こる。

ワルシャワ条約機構加盟国がチェコスロバキアに軍事介入。

メキシコ・オリンピックで、黒人選手たちが人種差別に対して「ブラック・パンサー・サルート」と呼ばれるパフォーマンスを行なう。


スイス史

チャールズ・ロイドの出演によって大成功を収めた第1回モントルー・ジャズ・フェスティバルには、その後も

二―ナ・シモン、ビル・エヴァンスなど偉大なアーティスト達が登場しました。毎年行なわれるこのイベントは、ジャズ界の指標とも言える存在になっています。


芸術と文化

川端康成がノーベル文学賞を受賞。

スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」公開。


1969

時計産業の歴史

アポロ11号に乗ったニール・アームストロングとバズ・オルドリンが、オメガのスピードマスターと共に人類初の月面着陸に成功。

ホイヤー、ブライトリング、ビューレンによるキャリバー11と、ゼニスのエル・プリメロが初の自動巻きクロノグラフとして同時期に登場。

初のLED(発光ダイオード)クォーツ時計が登場。

ホイヤーが「モナコ」を発表。


世界史

アラファトがPLO議長に就任。

7月21日3時56分(中央ヨーロッパ時間)、ニール・アームストロングが人類で初めて月面に降り立つ。彼が腕にしていたのはオメガのスピードマスターでした。


芸術と文化

ウッドストック・フェスティバルが開かれる。


1970

時計産業の歴史

アナログ表示とICを搭載した初の量産型クォーツ時計が登場(ベータ21)。


世界史

サルヴァドール・アジェンデがチリ共和国大統領に就任。

ブラック・セプテンバー(黒い9月)事件が起こる。

エジプトのナセル大統領死去。

シリアでハーフェズ・アル-アサドが実権を掌握。


スイス史

1971年 女性の選挙権が認められる。


芸術と文化

サルヴァドール・アジェンデがチリ共和国大統領に就任。

ブラック・セプテンバー(黒い9月)事件が起こる。

エジプトのナセル大統領死去。

シリアでハーフェズ・アル-アサドが実権を掌握。


1972

時計産業の歴史

オーデマ・ピゲがロイヤル・オークを発表。


世界史

アメリカ軍がベトナムから撤退。

北アイルランドで血の日曜日事件が起こる。

ウォーターゲート事件が起こる。

ミュンヘン・オリンピック選手村で虐殺事件が起こる。

アメリカとソビエトが第1次戦略兵器制限条約(SALT-1)を結ぶ。

アラブ首長国連邦、バーレーン、カタールが独立。


スイス史

7月22日、スイスと欧州経済共同体(EEC)が自由貿易協定を結ぶ。


芸術と文化

アメリカ人監督フランシス・フォード・コッポラの映画「ゴッドファーザー」公開。


1974

世界史

ポルトガルでカーネーション革命が起こる。

秋に世界的不況が始まる。

ニクソン大統領が辞任。


芸術と文化

ノーベル賞作家アレクサンドル・ソルジェニーツィンが、国籍を剥奪されソビエトから追放される。


1978

時計産業の歴史

クォーツ時計の人気が機械式時計を圧倒。スイス時計業界は危機を迎えます。

エベルが「スポーツ・クラシック」コレクションを発表。


世界史

初の超音速旅客機コンコルドがパリ、ロンドン、ニューヨーク間で定期就航を開始。コンコルドと同時期にソ連のツボレフTU-144チャージャーが登場。

コンコルドがパリ・ニューヨーク間を3時間38分で飛行。

イタリア元首相アルド・モロが殺害される。

アメリカの仲裁でエジプトとイスラエルがキャンプ・デービット合意に調印。


芸術と文化

1977年 ジョージ・ルーカス監督の映画「スターウォーズ」公開。


1979

時計産業の歴史

世界で最も薄い時計「デリリウム」登場(厚さ1.98mm)。裏ブタをムーブメントの地板として用いた初の時計で、このアイデアは後の スウォッチにも取り入れられました。


世界史

イランのモハンマド・レザー・パフラヴィー皇帝が亡命。

ベトナムがカンボジアに侵攻。

スリーマイル島で原発事故発生。

1978年のキャンプ・デービット合意によって、シナイ半島がエジプトに返還される。


芸術と文化

ザ・クラッシュが「ロンドン・コーリング」を発表。

フランシス・フォード・コッポラ監督の映画「地獄の黙示録」が、カンヌ映画祭でパルム・ドール賞を受賞。

ソニーのウォークマン登場。


1980

時計産業の歴史

コルムが「ゴールデン・ブリッジ」を発表。小型のバゲット型ムーブメントを搭載し、開発者であるヴィンセント・カラブレーゼが製作したプロトタイプは、この3年前にジュネーブ・インベンション・フェアでゴールドメダルを受賞しています。


世界史

ロナルド・レーガンがアメリカ大統領に当選。

モーリタニアが世界で最後の奴隷制を廃止。

中国で「四人組」が失脚。毛沢東の妻だった江青が死刑となる。

ポーランド民主化運動で、労働組合「連帯(ソリダノスク)」が結成される。

イラン・イラク戦争が始まる。


芸術と文化

CNN開局。

ウンベルト・エーコが小説「薔薇の名前」を発表。


1981

時計産業の歴史

スイス時計業界の危機が限界に達する。


世界史

フランソワ・ミッテランがフランス大統領に当選。

IBMが初のパーソナル・コンピューター(PC)を発売。

初のエイズ症例が報告される。

ポーランドが内紛状態に。


芸術と文化

ボブ・マーリー死去。

ニューヨーク近代美術館がピカソの「ゲルニカ」をスペインに返還。


1982

時計産業の歴史

アメリカ、そして翌年にヨーロッパでスウォッチの発売開始。


世界史

ベイルートのアメリカ大使館が爆破される。

フォークランド戦争が始まる。

イスラエルがシナイ半島をエジプトに返還。

ポーランドの「連帯(ソリダノスク)」が政府によって非合法化される。


1983

時計産業の歴史

Lancement officiel en Suisse de la montre Swatch, le 1er mars 1983 à Zürich. la Swatch va fortement contribuer à la renaissance de l'horlogerie suisse.

Les premiers livres sur l'histoire et la technique de la montre-bracelet apparaissent et déclenchent un "boom de collection" pour les montres-bracelets anciennes.

A la même époque, Osvaldo Patrizzi développe les ventes aux enchères (Antiquorum) de montres-bracelet anciennes et contribue à ancrer le marché.


世界史

ポーランドのレフ・ワレサがノーベル平和賞を受賞。


スイス史

機械式時計の復活を直感したジャン-クロード・ビヴァーとジャック・ピゲが「ブランパン」を再興。 ニコラス・G・ハイエックの提言によってSSIHとASUAGが合併。スイス時計業界全体に向けて、エボーシュ、部品、電気部品の製造会社をコントロールするホールディング・カンパニーとなりました。供給を受ける全てのブランドはこの体制によって息を吹き返し、これが後のスウォッチグループとなります。


1985

時計産業の歴史

IWCがクロノグラフ・パーペチュアルカレンダー「ダ・ヴィンチ」を発表。

ルツェルン出身のルードヴィッヒ・エクスリン博士の設計によって、ユリス・ナルダンが天文時計「アストロラビウム・ ガリレオ・ガリレイ」を発表。続いて「プラネタリウム・コペルニクス(1989)」、「テリリウム・ヨハネス・ケプラー(1992)」が発表されました。

独立時計師たちによるグループ「アカデミー(AHCI)」発足。革新性と独創性に溢れた機械式時計が次々と製作されました。


世界史

ゴルバチョフがソ連の最高指導者に就任。

ポルトガルとスペインが欧州経済共同体(EEC)に加盟。


スイス史

レーガン大統領とゴルバチョフ書記長がジュネーブで初の首脳会談を開く。

「クォーツ・クライシス」の結果、スイス時計業界の雇用者数が1970年の9万人から約3万人に下落。


芸術と文化

芸術家クリストがパリで一番古い橋ポン・ヌフを布で覆う。


1986

時計産業の歴史

モーリス・グリムとアンドレ・ベイネーが、初のシリーズ生産となる自動巻きトゥールビヨン腕時計をオーデマ・ピゲのために製作。


世界史

スペースシャトル・チャレンジャー号が打ち上げ後に爆発。

スウェーデン元首相オロフ・パルメが暗殺される。

チェルノブイリ原発事故。


1987

世界史

ゴルバチョフがグラスノスチ(情報公開)とペレストロイカ(再構築)を実施。

世界人口が50億に達する。

ウォール街で株価大暴落「ブラックマンデー」が起こる。


芸術と文化

アンディ・ウォーホル死去。


1988

時計産業の歴史

ジャン・イヴが「サマラ」を発表。初めて動力源に自動巻きローターとジェネレーターを用いたクォーツ時計です。


世界史

イラン・イラク戦争終結。

第1回国際エイズ会議が開かれる。


芸術と文化

ミッテラン政権下でのルーブル美術館改築で、イオ・ミン・ペイ設計によるピラミッドが作られる。


1989

時計産業の歴史

パテック・フィリップが創立150周年に際して世界で最も複雑な時計「キャリバー89」を製作。


世界史

ポーランドの「連帯(ソリダノスク)」が合法化される。

北京で天安門事件発生。

ベルリンの壁崩壊(11月9日)。東ヨーロッパの共産主義が終焉を迎える。


芸術と文化

「悪魔の詩」の作者サルマン・ラシュディに、イランのホメイニ師が死刑を宣告(ファトワ)。

劇作家ヴァツラフ・ハヴェルがチェコスロバキア大統領に就任。


1990

世界史

ネルソン・マンデラが釈放される。

東西ドイツ統一。

イラクがクウェートに侵攻。


1991

時計産業の歴史

セイコーが1986年のバーゼルフェアに参考出品していた自動巻きローターで発電するクォーツ時計を発売。セイコーと幾つかのスイス・ブランドは、この技術をさらに改良し続けています。


世界史

ソビエト社会主義共和国連邦解体(12月8日)。独立国家共同体(CIS)となりました。

ベルリンが統一ドイツの首都になる。

ミハイル・ゴルバチョフが辞任。

湾岸戦争が始まる。


スイス史

ジュネーブのCERN(欧州原子核共同研究機構)がインターネットの「WWW(ワールドワイドウェブ)」システムを開発。


芸術と文化

フランス人歌手セルジュ・ゲンスブール死去。マイルス・デイヴィス死去。

独自のファッションを生み出したグランジ・ミュージックが台頭。


1992

時計産業の歴史

ヴァチカンのローマ教皇庁が、17世紀イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイの異端判決を撤回。彼は天動説を否定して地球が太陽の周りを回っているとし、また太陽は宇宙の中心ではないと唱えました。


世界史

ビル・クリントンがアメリカ大統領に当選。

マーストリヒト条約締結。

UNO(国際連合機構)がボスニアの「民族浄化」を糾弾。


スイス史

クロード・ニコリエがスイス人初の宇宙飛行へ(NASAのSTS-46計画)。

スイスの欧州経済地域(EEA)への加盟を問う国民投票で、反対50.3%、賛成49.7%となり否決される。


1994

時計産業の歴史

A.ランゲ&ゾーネ が ランゲ1 を発表。


世界史

欧州経済共同体(EEC)が欧州連合(EU)に統合される。

ネルソン・マンデラが南アメリカ大統領に当選。

英仏海峡トンネル開通。

ルワンダで大虐殺が起きる。

ヤセル・アラファト、イツハク・ラビン、シモン・ペレスがノーベル平和賞を受賞。


スイス史

スイスの人口が700万に達する。


芸術と文化

ニルヴァーナのヴォーカル、カート・コバーンが自殺。

カシオが初の一般向けデジタルカメラを発売、写真に革命をもたらしました。

大江健三郎が日本人で2人目となるノーベル文学賞を受賞。


1996

時計産業の歴史

フィリップ・デュフォーが「デュアリティ」を発表。2つの調速機を備え、トゥールビヨンよりも複雑な機構と言われています。


世界史

フランソワ・ミッテラン死去。

ボリス・エリツィンが53.5%の票を得てロシア連邦大統領に再選。

タリバンがカブールを制圧。


芸術と文化

初のアラビア語による衛星放送局アル・ジャジーラが開局。


1997

世界史

アムステルダム条約調印。マーストリヒト条約に取って代わるこの条約で、東ヨーロッパ諸国とキプロスにまでEU拡大が図られました。

哺乳類初のクローン、羊のドリー誕生。

香港が中国に返還される。

京都議定書が議決される。


スイス史

スイスのテニス選手マルチナ・ヒンギスが、マイアミのキー・ビスケーンで開かれた大会で優勝。若干17歳で、プロテニス史上最年少ランキング1位となりました。


芸術と文化

スペインのビルバオにグッゲンハイム美術館の分館が開館。アメリカの建築家フランク・O・ゲーリーの設計によるもので、全体がチタンで覆われています。


1998

芸術と文化

「海、未来への遺産」をテーマに、リスボンで万国博覧会が開かれる。これに際してサンティアゴ・カラトラバがオリエンテ駅、アルヴァロ・シザ・ヴィエイラがポルトガルのパビリオンを設計しました。


世界史

12月10日、世界人権宣言50周年を迎える。


時計産業の歴史

オイルフリーの機構開発が加速。


1999

時計産業の歴史

ジャン・カゼがジュネーブ市内のホテルに世界で最も大きいクロック(高さ30m)を製作。

オメガがコーアクシャル脱進機を発表。ジョージ・ダニエルが20年の歳月をかけて完成させました。


世界史

ユーロがEUの共通通貨になる。

ボリス・エリツィンが大統領を辞任。

世界人口が60億に達する。


スイス史

スイスのベルトラン・ピカールとイギリスのブライアン・ジョーンズが、気球ブライトリング・オービター3に乗って世界一周飛行に成功。飛行距離42,810km、飛行時間19日1時間49分の無着陸飛行でした。


芸術と文化

ユーディ・メニューイン死去。


2000

時計産業の歴史

腕時計の脱進機にシリコン素材が初めて用いられる。

フランソワ-ポール・ジュルヌがレゾナンスを発表。


世界史

ネットバブルが最高潮に達する。株価も最高を記録しますが、その後数年で80%も下落します。

フランスおよび全世界で狂牛病が流行。

第2次インティファーダが始まる。


スイス史

リシュモングループがLMHグループ(ジャガー・ルクルト、 IWC、A.ランゲ&ゾーネ)を28億スイスフランで買収。これで企業買収のピークが過ぎ、スイス時計業界は再編されていきます。


2001

世界史

9月11日にニューヨークの世界貿易センタービルがテロ攻撃を受ける。

中国がWTOに加盟。


芸術と文化

タリバンがバーミヤンの大仏像を破壊。


2003

世界史

イラク戦争が始まる。


スイス史

オーデマ・ピゲがスポンサーを務めるアリンギ・チームがアメリカス・カップで優勝。


芸術と文化

フォルクスワーゲン社最後の「ビートル」がメキシコの組立工場より出荷される。

バグダットの国立博物館で略奪が発生。また国立図書館が爆撃を受ける。


2004

時計産業の歴史

多軸トゥールビヨンが続々と登場しました。ジャガー・ルクルトの「ジャイロ・トゥールビヨン」、フランク・ミューラーの「トゥールビヨン・レボリューション」、グルーベル・フォーシーの「ダブル・トゥールビヨン30°」、トーマス・プレシャーの「トリプル・アクシス・トゥールビヨン」などです。


2005

時計産業の歴史

高級時計財団FHH創設。

セイコーがスプリング・ドライブ・キネティックを発表。初めて電磁式の調速機を搭載した機械式の自動巻き時計です。


世界史

世界人口が65億人に達する。


スイス史

スイスの時計輸出額が初めて120億スイスフランを突破。