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複雑時計

アラーム

音で時刻を知らせる時計

ボーム&メルシエ「ケープランド」 2タイムゾーン表示とアラーム

アラームは指定した時刻になった時に音で知らせる機構です。旅行中の目覚まし時計としてはもちろん、日常生活の中で様々なシーンに活用出来ます。

アラーム機構の起源は数世紀前に遡ります。16世紀には既にアラーム機構やストライキング機構、さらにはその両方を備えた懐中時計が存在していました。1601年にジュネーブのウォッチメーカー達によるギルド(組合)が定めた規則では、親方に昇進するための試験として「首からぶら下げるアラーム・ウォッチ」の製作が課せられていました。

近代になって腕時計が登場すると、アラーム機構の小型化、改良が進められます。寝ている人間を起こすのに充分な音量を実現した初のアラーム腕時計は、1947年に誕生しました。その時計は2つの香箱を備え、1つは時計用、そしてもう1つはアラームを作動させるためのものです。以降、この仕組みは急速に普及していきました。 

通常アラーム腕時計は2個目のリュウズを備えており、これはアラーム時刻のセットとアラーム用ゼンマイの巻上げに用いるものです。アラーム音はハンマーがベルやゴングを打つ事で発生させます。アラーム機構は旅行者にとって非常に便利なものですが、その点を考慮してデュアルタイム表示機構を併せ持ったモデルが多く登場しています。アラーム機構とデュアルタイム表示機構をリンクさせるのには巧妙な工夫が必要になる事は言うまでもありません。

目覚まし時計としての役割に加え、イベントまでのカウントダウンとして、または大事な約束の時間やパーキングメーターの時間を知らせるなど、日常生活の様々なシーンで活用出来る機構です。

 

 

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