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ポルトギーゼ

IWC 1938

IWC : ポルトギーゼ 1938年

ウォッチメーカーはそれがどんなに困惑させられるものであっても、マーケットの声に耳を傾け、そして顧客のリクエストや提案に注意を払わなければいけません。IWCの「ポルトギーゼ」がその好例です。登場から3/4世紀を過ぎて尚、IWCはそのきっかけとなった2人のポルトガル人顧客に対して感謝の念を忘れていません。

小さなアールデコ・スタイルの時計が流行していた1930年代の事です。彼らはその祖先達が使っていたマリンクロノメーターのような大型腕時計の製作をIWCに依頼します。彼らがいくら探しても、当時その様な時計はマーケットに存在していなかったのです。IWCのウォッチメーカー達は2人の懸念をよそに、このリクエストに取り組み始めました。そして薄型の懐中時計ムーブメントを腕時計のケースに収めるという「コロンブスの卵」的な発想によって、彼らのリクエストは見事に満たされたのです。この時計は大成功を収め、続いて様々なバージョンが登場しました。「ポルトギーゼ」は1990年代後半に流行し始めた大型時計の先駆的存在として好評を博しています。